「年々ヒップのたるみが気になってきた」「スカートやパンツがきつくなった」このようなお悩みを持つ方は多いでしょう。ヒップのたるみは全身の印象をイメージダウンさせ、どこか老けたような雰囲気を与えてしまうもの。
とはいえ、ヒップのたるみを気にしてボディラインをカバーするコーディネートばかりを選んでいると気の緩みにもつながり、さらなるヒップのたるみを引き起こす可能性もあります。女性ならではのタイトスカートやパンツを着こなして毎日のオシャレを楽しむためにも、ヒップのたるみの原因を理解して解消を目指していきましょう。

ヒップのたるみは加齢による筋肉の衰えが原因！？

年を重ねるごとに気になっていくヒップのたるみですが、この原因の1つに「大臀筋（だいでんきん）」の衰えが挙げられます。大臀筋はヒップの筋肉のことで、普段は脂肪に覆われているためあまり意識することがありませんが、加齢や運動不足、悪姿勢、歩き方の癖などが加わることで徐々に衰えていくのです。
ヒップのたるみを解消するためには、大臀筋を鍛えるためのエクササイズが欠かせません。

間違った下着選びもヒップのたるみを引き起こす

ヒップのたるみを予防・解消するためには、普段身に着ける下着選びにも注意が必要です。
下着を選ぶときは、ついついデザインや色などばかりに目が向きがちですが、とくに重視すべきなのはサイズや形。
サイズが小さくて脂肪がはみ出ていたり、サイズが大きくてきちんとヒップが支えられていないと脂肪が下へと流れて行ってたるみへとつながってしまうのです。
とくに運動をするときなどはヒップの揺れなどが大きくなるため、上下左右の動きから守れるようなピッタリとしたサイズの下着を選ぶことが大切です。
自分でヒップ周りのサイズを測ってから下着を購入するようにしましょう。

ヒップのたるみを解消する方法2つ

・寝転がりながらできるから嬉しい「ヒップリフト」
ヒップのたるみを解消させる方法として、大きな効果を発揮してくれるのが「ヒップリフト」です。手順はいたって簡単ながらも大臀筋にしっかりとアプローチすることができ、ヒップ引き締めに役立ってくれます。早速やり方を見ていきましょう。
＜ヒップリフトのやり方＞
1.仰向けに寝ころがる
2.手のひらを下にして腕を体の横で伸ばし、膝を揃えて立たせ両足を床につける
3.お腹と膝が直線になるようにヒップを真上に持ち上げて1秒キープ
4.ゆっくりと元の状態に戻る
5.1～3を10回行って1セットとし、1日に2セット行う

・楽しみながらエクササイズ！「ヒップ歩き」
テレビのCM中や空いた時間に楽しみながらできるのが、この「ヒップ歩き」です。
フローリングや畳などの固い床で行うとヒップを痛めてしまう可能性があるため、カーペットやヨガマットなどを敷いて行いましょう。
＜ヒップ歩きのやり方＞
1.姿勢を正して両脚を伸ばし床に座る
2.腰を左右に動かしながら腕を振り、お尻を使って前進する
3.2と同じ要領で、前進した分を後退して元の位置に戻る
4.2～3を1セットとし、1日30分程度行う

今回ご紹介した2つのエクササイズは、家の中でも気軽にできることが嬉しいポイントです。日々の習慣にして、後ろから見ても横から見ても美しいボディラインをキープしていきましょう。

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